【占いジプシーをやめたい】電話占いに多いジプシーの原因!占い依存から抜け出す方法

困った時、悩みごとがある時に便利な占いですが、気をつけていなければ頼りきりになり、求める結果が出るまでいろいろな占い師を渡り歩く「占いジプシー」になってしまう危険性があります。

とくに、電話占いは初回無料で鑑定できるサイトが多いですから、初回無料ポイントを使っていろんな占い師に相談したあげく、無料ポイントを使い果たしたあともいろんな占い師の鑑定をうけてしまう人がいます。

すでにハマりすぎに自覚がある場合にはその原因を探り、抜け出す方法について考えていきましょう。

目次

占いジプシーになった場合に考えられるリスク

自己判断することが難しくなる

占いは望む結果を出すための選択を委ねるものではなく、アドバイスを受けた上で候補を絞り、自分で決断するためのサポートを得るものです。しかし、占い師に相談することで幸せになった経験をすると、占い師の判断こそが「正解」であると勘違いしてしまうことがあります。

占い師に聞けば間違いないと思うようになり、代わりに失敗が怖くて自分だけで何も決められなくなってしまうのです。

占い師がいないと不安で仕方がなくなる

依存することで、とにかく占い師の言葉を聞くことが安心感につながるようになります。そして、占い師からの助言を得られないと、不安で仕方がなくなってしまうようになるのが問題です。

怖くなるから占ってもらう、ホッとしたのも束の間、またちょっとしたことで恐ろしいくなり占ってもらう、というループが出来上がります。

借金してまで占いにいく

占いはあくまでも娯楽の1種。お小遣いの範囲で無理なく利用するもののはずが、占ってもらうために生活費を圧迫したり、酷くなると借金を作ってまで占い師に頼るようになります。
特に、電話占いは利用が手軽。返済が大変になることがわかっていても、不安に苛まれて我慢することができなくなるのです。

占いジプシーに陥ってしまう原因

占いジプシーの原因①:精神的に安定していない

現代のストレス社会において、誰でも大なり小なり悩みごとは抱えているものです。

好きな人が振り向いてくれない、復縁が上手くいかないといった恋愛ごとや、お金がぜんぜんなくて苦しい時、仕事や収入など生活に関わることで凹んでいるとき、家族や人間関係に問題があるかたも珍しくありません。

占い師に相談を希望するかたの多くは、そうした状況にいて傷つき、追い詰められていています。

心身ともに弱って判断力も低下しているからこそ、親身になって話を聞いてくれる占い師からのアドバイスは天啓のように感じることもあるでしょう。

だからこそ、占い師が非常に大きな存在に感じ、ハマってしまいやすいのです。

占いジプシーの原因②:身近に頼れる人がいない

愚痴を聞いてもらったり、共有して発散できる友人や家族が身近にいれば、あまり占い師に依存することはありません。いざという時に味方になってくれる人が近くにいるからです。
しかし、こうした相手がいなければ、孤独を払拭するためにも占いに手を出しがちになります。占い師にしか心を開けけないので、寂しさを埋めるためにも繰り返し利用してしまうのです。

占いジプシーの原因③:自分にとって心地のいい言葉が欲しい

占いジプシーをする人は、自分に都合がよく納得できる「いい結果」を出してくれる占い師を好みます。結果を聞いてどう行動するかではなく、結果を聞くこと自体が目的になってしまうのです。
褒めて喜ばせてくれる相手に出会うまで、同じ質問を複数の占い師に繰り返してしまうのが特徴。事態は何も解決しないので本末転倒ですが、そのことに気がつけません。

占いジプシーの原因④:根本的に占い師を信用できない

占いを上手に活用しているかたは、鑑定結果に自分の考えをプラスし、これから先どのように動くかを決めていくことができます。それが占いの本質で、このためには占い師の言葉を信用することが大前提です。

信じすぎて自己判断できないのも問題ですが、占いジプシーをするタイプにはその逆に、自分の中に欲しい答えがあることで、それ以外を受け入れることができない人もいます。
こうしたタイプは、いくら相談者のためを思ったアドバイスであっても素通りです。

占いジプシーから抜け出すための手段

予算と回数を前もって決めておく

急にすべての占いを断つのもストレスになりますから、まずは占ってもらう頻度や料金の上限を設定しましょう。

月々に使えるお金はここまで、占ってもらう回数はここまでと制限をして、使いすぎないようにすることです。

占い依存を打ち明けてみる

占いジプシーを自覚して、やめたいと思っているのはいい兆候です。さらに自分だけで抱え込まずに、周りにいる人に自分の状況を話してみることもおすすめします。気持ちが軽くなりますし、気を紛らわせるために協力してくれるかもしれません。

そうした人がいなければ、カウンセリングなどの機関にも頼ってみてください。

占いサイトを気軽に利用できないようにしておく

占いサイトやアプリなどに会員登録していれば解約し、パソコンやスマホからサービスを削除して、時間がある時につい覗いてしまわないように予防しておきましょう。

簡単に相談できないようにすれば、アクセスまでに冷静になれる時間が作れます。

悪徳占い師の口車に乗らない

人のためを思って鑑定をしている占い師はたくさんいますが、あくまでも商売でやっていることです。

ですから、不安にさせて時間を延長させたり、鑑定のリピート利用を促して儲けようとしているかたも中にはいます。そして、占いジプシーの原因を作るような会話の流れを作る占い師のほとんどが、いわゆる悪徳占い師です。

本物の占い師であれば、相談者が自分で動き、占いを必要としない状況にするために問題解決のアドバイスをするもの。自分が騙されていないか、冷静でいられるように心がけましょう。

占いジプシーをやめるには最終的に自分の意志

占いに依存している時は、自分の人生を生きていないときです。依存をやめたいと思ったら、自分の意思が一番大事。

そこで伝えたいことは3つ。

  • 占いで解消される不安は一時的
  • 占い師はあなたの人生の責任はとらない
  • 自分で良くしていくという視点で行動していく

占いで解消される不安は一時的

占い師の言葉は確かにためになりますし、悩みを解消するのに役立つものもたくさんあります。

しかし、あくまでも自分以外の他者によって出された、1つの解決策に過ぎません。
安心感を得られるのも一時的で、結局その先どうするかは自分で決めなければならないのです。

それがわかって行動できなければ何も上手くいきませんし、抜け出せなければ結局また占ってもらうことになります。

占い師はあなたの人生の責任はとらない

相談者にとって占い師の言葉が重要でも、占い師にとっては数多くいる相談者のに向けたアドバイスの1つです。かけた言葉で相談者がどんな道を歩もうと、どんな結果が出ようと占い師は責任を負いません。

良くも悪くも、占い師は相談者の人生に無関係なのです。何が起こってもすべては自己責任。それを肝に銘じておきましょう。

自分で良くしていくという視点で行動していく

いい結果も悪い結果も、結局はそれをどう解釈して動くかは自分で判断する必要があります。

アドバイスはどんなものでも一度受け止め、いい方向に解釈して、自分で未来を切り開いていくために利用する方向で考えていきましょう。

それに、ちゃんとした占い師なら、悪い結果が出ても避けるための手段もちゃんと教えてくれます。占いは人を不幸にするものではないのです。

占いジプシーから脱却した人の声

29才女性

元カレと復縁してくて占ってもらったもの諦めろとの答え。でも諦めきれなくて、気がついたらいろんな占い師に視てもらうようになりました。やっとイケると言われたものの、結果は惨敗。結局、大丈夫だよと言ってもらいたかっただけで、現実が見えていなかったんだなと失恋を機に冷静になれました。

31才女性

優しい言葉をかけてもらえるのが嬉しくて、週に3回は電話占いを利用していました。でも、クレカが限度額いっぱいになって返済できなくなったので家族バレ。たくさん怒られてから、思い切って悩みを家族に打ち明けるようになり、それからはかけていません。躊躇していたけれど、身内のほうがよっぽど親身になってくれました。

36才女性

占いに依存しすぎて判断力を失った人をテレビで見て、たくさんの電話占いサイトに登録している自分のことではないかと急に恥ずかしくなりました。おかしくなっていたことを客観的に知ることができたのが、抜け出せたきっかけです。

いずれも冷静な判断ができなくなっている状況で、気づきのきっかけを得て脱却を果たしています。

周囲に手助けをしてもらったり、自分を客観視することが重要だということがわかるでしょう。

占いジプシーの原因と対処法のまとめ

以上、占いジプシーの原因と対処法、実際に占いジプシーを脱却した人の体験談を紹介しました。

占いは当たるも八卦当たらぬも八卦。占い師の言葉は絶対ではありませんし、どんなことを言われてもどう活かすかは自分次第、自分の人生は自分で責任を負わなければなりません。

占いジプシーを自覚したら心身、金銭的に追い詰められてしまう前に抜け出す努力をしてください。気づきさえすれば、克服は不可能ではありません。

この記事を書いた人

趣味は占い。全国旅行しながら地域で有名な占い師さんに鑑定してもらっています。最近は電話占いにハマっています。

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